久野耳鼻咽喉科クリニック｜日曜診療｜カラフルタウン岐阜１F

皆さん、こんにちは。
スギ花粉症の時期になってきました。
東海地方では２月中旬からスギ花粉が飛び始めますが、少量の花粉は飛散しておりますので、
既に症状がある患者さんもみえます。
今年は例年と比べてスギ花粉飛散量が少ない（例年の半分程度）と予想されているので、毎年花粉症でお悩みの方々にとっては楽かも知れません。
毎年花粉症症状があるという方でない場合、花粉症症状の出始めはかぜと区別がつきにくい事がありますが、「１週間以上水の様な鼻水や鼻づまりやくしゃみが続く」「眼のかゆみ」などあれば花粉症の疑いがあります。
もし花粉症かどうか知りたいというご希望があれば、鼻水や血液の検査をすれば診断できますので、気軽にお立ち寄り下さい。
治療は通常、内服・点鼻ですが、マスクなどで原因物質をブロックする事が大切なのは言うまでもありません。
治療しても効果が充分でるのに１週間程度かかりますので、特に毎年症状のお強い方は予め治療を開始されるのをお勧めします。

皆さん、こんにちは。
気が付けば早いもので、昨年７月の開院から半年が経過しました。

皆さんのお役に立てるクリニックになるように頑張って参りますので、
今年もよろしくお願いいたします。

尚、インフルエンザ予防接種を今月末まで承っておりますので、インフルエンザが大流行する前に少しでも予防策を取りたい方はお問い合わせください。

皆さんこんばんは。
最近、急に寒くなってきましたが、それに呼応するようにかぜ症状の患者さんが増えてきました。

「かぜ」は主にウイルスによる上気道（鼻やのど）の炎症を指します。
インフルエンザウイルスなどの一部のものを除き、基本的にはウイルスに直接作用する薬はなく、
自分の免疫力で治っていきます。

一般的なかぜ薬は症状を緩和させる様々な成分が含まれております。
総合感冒薬には概ね、鼻水を減らす成分と消炎鎮痛剤が含まれており、
それらに痰を切れやすくする成分や咳止めの成分などが追加されております。

鼻水を減らす成分の多くが「クロルフェニラミンマレイン酸塩」に代表される眠気・口渇などの副作用が比較的出やすい（もちろん個人差があります）物質で、特に車の運転をされる方には支障を来す可能性があります。
ちなみに、アメリカ合衆国の一部の州では、その成分を含んだ薬剤を服用して運転した場合、飲酒運転と同等に見なされるくらいです。
副作用を気にされる方は「葛根湯」に代表される様な漢方薬が良いと思われます。
但し、漢方に上記の成分が混合している薬もありますので確認が必要です。

薬は症状を緩和させるのに役立ちますが、充分な栄養と休息を取って免疫力を高める事が重要なのは言うまでもありません。
また、特に１週間以上症状が続く場合、単なる「かぜ」でない可能性が高いので、医療機関での診察をお勧めします。
参考にしていただければ幸いです。