皆さんこんばんは。
最近、急に寒くなってきましたが、それに呼応するようにかぜ症状の患者さんが増えてきました。

「かぜ」は主にウイルスによる上気道(鼻やのど)の炎症を指します。
インフルエンザウイルスなどの一部のものを除き、基本的にはウイルスに直接作用する薬はなく、
自分の免疫力で治っていきます。

一般的なかぜ薬は症状を緩和させる様々な成分が含まれております。
総合感冒薬には概ね、鼻水を減らす成分と消炎鎮痛剤が含まれており、
それらに痰を切れやすくする成分や咳止めの成分などが追加されております。

鼻水を減らす成分の多くが「クロルフェニラミンマレイン酸塩」に代表される眠気・口渇などの副作用が比較的出やすい(もちろん個人差があります)物質で、特に車の運転をされる方には支障を来す可能性があります。
ちなみに、アメリカ合衆国の一部の州では、その成分を含んだ薬剤を服用して運転した場合、飲酒運転と同等に見なされるくらいです。
副作用を気にされる方は「葛根湯」に代表される様な漢方薬が良いと思われます。
但し、漢方に上記の成分が混合している薬もありますので確認が必要です。

薬は症状を緩和させるのに役立ちますが、充分な栄養と休息を取って免疫力を高める事が重要なのは言うまでもありません。
また、特に1週間以上症状が続く場合、単なる「かぜ」でない可能性が高いので、医療機関での診察をお勧めします。
参考にしていただければ幸いです。