久野耳鼻咽喉科クリニック|日曜診療|カラフルタウン岐阜1F

岐阜県岐阜市のカラフルタウン岐阜にある、久野耳鼻咽喉科クリニックです。 日曜診療、祝日診療を行っています。赤ちゃんからお年寄りまで、気軽にかかれる身近な耳鼻科です。花粉症・慢性鼻炎に対するレーザー治療も行っています。

小児の中耳炎

みなさん、こんにちは。
久野耳鼻咽喉科クリニック  院長の久野 裕規です。

今回は小児の中耳炎についてお話します。

小児の中耳炎は主に2つあり、①急性中耳炎と②滲出性(しんしゅつせい)中耳炎です。
①急性中耳炎は主に風邪をきっかけに、鼻やのどの炎症が耳管(耳抜きをした際に開く管で、鼻の奥から鼓膜の奥までつながっております)を経由して鼓膜の奥(鼓膜と鼓膜の奥の空間を含めて「中耳」と呼びます)に炎症を起こて生じます。
通常風邪症状に続いて耳の痛みを生じますが、症状を訴えられない2歳頃までの場合は、耳を気にする・機嫌が悪いなどの症状です。しかし、無症状の事もしばしば見られます。
数日以上風邪症状(特に鼻水)が治らず、特に発熱がある場合は中耳炎の有無をチェックする必要があります。
②滲出性中耳炎は中耳に液体がたまって、次第に難聴になっていく病気です。
原因として耳管の働きが不良であることや、急性中耳炎の繰り返し・不完全治療などがあります。
難聴は比較的軽いものですが、長い間放置しておくと日常生活に支障を来します。
特に子供の場合、聞き返しが多かったり、テレビの音量が大きくなっていたりしたら受診して下さい。
小さなお子さんは急性中耳炎と同様、耳を気にする・機嫌が悪い等の症状です。発熱はありません。

みみだれが出る位の重症の中耳炎でなければ、通常鼓膜の奥の炎症ですので、多少耳の中に外から水が入っても、鼓膜が壁になっているため、余り問題ないと考えますが、最終的には医師の判断に従ってください。

 

今春の花粉症

皆さん、こんにちは。院長の久野です。
現在はスギ花粉に加えて、ヒノキ花粉も飛散しており、多くの患者さんにとりましてはつらい時期になっております。例年よりも飛散量が多い事もありまして、最近2.3年よりも症状が強く、昨年使用していた内服薬のみでは効果不十分なケースが多いです。
昨年秋よりスギ花粉エキスによる舌下免疫療法が開始されました。
充分な効果が得られるまでには最低2年必要と言われておりますが、昨年より舌下免疫療法を開始された患者さんは例年より今年の方が症状が軽く、効果は2.3ヶ月で表れ始め、治療は有効と実感致しました。
もちろん全ての患者さんに有効とは言えませんが、これから更に普及していければと思います。
今後ダニの舌下免疫療法が認可される予定ですので、早く発売が待たれるところです。

 

今年もよろしくお願いします

皆さん、こんにちは。久野です。
ご挨拶遅くなりましたが、
皆さんにとって「温かみがあり、信頼できる」クリニックとなれるよう努力してまいりますので、
今年もよろしくお願い致します。

来月よりスギ花粉が本格的に飛散しますが、今年の飛散量は例年よりやや多いと言われております。
2月後半より 本格的に飛散しますので、症状緩和の為に予め2月初旬からの治療をお勧めします。
「スギ花粉症に対する舌下免疫療法」は飛散期には開始できませんので、6月より再開致します。 
お問い合わせはいつでも結構ですので、興味ある方は一度受診下さい。 
【公式サイト】久野耳鼻咽喉科クリニック
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